LaTeX で日本語組版するためのメモ
pLaTeX 使用前提。
基本的なコマンド
dviファイルの生成。
外部コマンドを実行する場合は-shell-escape
オプションを付ける。
文字コードを指定するときは--kanji=utf
などのオプションを付ける。
文字コード | オプション指定 |
---|---|
EUC-JP | -kanji=euc |
JIS | -kanji=jis |
SJIS | -kanji=sjis |
UTF-8 | -kanji=utf |
platex <TeXファイル名>
dviファイルからPDFを生成。
dvipdfmx <dviファイル名>
PDFファイルを直接生成。
ptex2pdf -l <TeXファイル名>
索引スタイルファイル(ist)の処理。
mendex -s <ファイル名>.ist <ファイル名>.idx
エラーが起きたとき
- 続行:そのままEnterキーを押す。
- 中断:xを入力してEnterキーを押す。
- エラーを表示せずに続行:qを入力してEnterキーを押す。
エラーメッセージ類
基本的な文書構造
\documentclass{jsarticle} \begin{document} hoge \end{document}
LaTeX文書のコマンド
マクロを定義するコマンド
\newcommand
:新規定義する。定義済みのコマンド名とかぶる場合はエラー。\providecommand
:新規定義する。定義済みのコマンドとかぶる場合は定義済みを優先。\renewcommand
:既存コマンドを再定義する。未定義コマンドには使えない。\DeclareRobustCommand
:定義済みのコマンドとかぶる場合は無条件に上書き。\def
:定義済みのコマンドとかぶる場合は無条件に上書き。
okumacroの倍角ダッシュのコマンド
\−− \-- \――
調べる
コマンド名等のドキュメントを参照する。
該当するマニュアルが複数ありうる場合は-l
オプションをつけると当てはまるものがリストされる。
texdoc <コマンド名等>
TeX関連のファイルの場所を検索する。
kpsewhich <ファイル名等>
「CTAN: Search」で検索する。
情報源
オンライン
マクロ
クラスファイル
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (1)(宣言、フォント等)
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (2)(文字サイズ等)
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (3)(紙サイズ等)
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (4)(見出し等)
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (5)(柱等)
- にっき♪: クラスファイルを作ろう (6)(\maketitleやabstract環境等)