ぼんやりDTP

DTPに関係したりしなかったりするぼんやりとした話をなんとなく。

Mac のスクリーンショットの保存先を変更する

Macスクリーンショットの保存先を変更する。

たまにぐぐるのでメモ。

ターミナルで下記のようなコマンド入力。

例:hogeユーザーのデスクトップの「スクリーンショット」フォルダーに保存するようにする。

保存先のパスはターミナルに該当のフォルダーをドラッグして入力すると楽。

$ defaults write com.apple.screencapture location /Users/hoge/Desktop/スクリーンショット

デフォルトに戻す場合は下記のコマンド。

$ defaults delete com.apple.screencapture location

SystemUIServerを再起動して、設定を反映。

$ killall SystemUIServer

自炊の覚え書き

ScanSnap iX500で書籍を電子化する自炊作業においての覚え書き。

断裁

  1. 断裁幅は 3〜5 mm
  2. ハードカバーの本は50ページずつ位に分割してから断裁
  3. 表紙の見返し部分、紙質の違うページの間などノリが残りがちなので適宜剥がす
  4. スキャニング前に四方をよくさばいて、切り離し漏れが無いようにする

スキャニング

読み取りモードの設定:

  1. 画質はスーパーファイン
  2. カラーモードはカラーか、グレー
  3. 向きは回転しない
  4. 白紙ページは自動的に削除しない
    1. 見開き表示のページやページ番号がずれる恐れがある
  5. オプション
    1. 「裏写りを軽減します」は紙が薄い場合はオン
      1. オンにすると文字が細くなりOCRの精度が落ちるようなのでできれば使用しない
      2. ペーパーバック等、紙が部分的に黄ばんだ本にはオンにするとましになる
      3. カラーの場合はグラーデーション等が破綻しがちなのでオフが無難
    2. 「文字をくっきりします」は書体等による
      1. 細い書体の場合、オンにしない方がよさげ
      2. ある程度太い書体、ラテンアルファベット主体の本の場合は、オンのほうがよさげ
    3. 「文字列の傾きを自動的に補正します」
      1. 基本的にはオン
      2. 文字の少ないページや、イラストのページ、カラーページでは、逆に斜めになる場合があるのでオフの方が無難

ファイル形式の設定:

  1. ファイル形式はPDF
  2. 「検索可能なPDFにします」はオン
  3. テキスト認識オプションは設定の変更を忘れないようにする

原稿の設定:

  1. 「原稿サイズの選択」では「サイズ自動検出」は使用しない
  2. 「マルチフィード検出」は「重なりで検出 (超音波)」を選択

InDesign の JavaScript で配列に値が含まれているかどうか調べる

InDesignJavaScript で配列に値が含まれているかどうか調べるのに、今までは「http://text.readalittle.net/article.php?id=135」(現在は存在しない)に記載されていた Array.contains を実装したコードを使用してきたが他に一般的な方法は無いものかググった。

最近のJavaScript(ECMAScript)だと Array​​.includes が使えるようだが、InDesignJavaScriptのような古い環境だと使えない。

↑を参考に、ポリフィルを使ってみようかと思ったが、Object.defineProperty をサポートしない環境では「non-enumerable化することができない」から使わないほうがいいとのこと。無理して古い環境で使うものではないようだ。

「non-enumerable化」ってどういうことかわからないが、列挙不可能化?とでも訳せばいいのか?

プロパティーの列挙で「for...in ループの対象」に含めないようにする処理のことかな。

Array​​.indexOf を使用した方法もあるようだが、 Array​​.indexOfInDesignJavaScript では使えない。

↑に掲載されているポリフィルには古い環境で使えない注記もなく、実際に使用した限りでは動作したので、これを使用してもいいかもしれない。

その他参考ページ:

  1. プロパティの列挙可能性と所有権 - JavaScript | MDN
  2. JavaScript の Array.some と Array.includes の使い分け、値・参照型の動作の違い - Qiita
  3. JavaScriptで配列に値が存在するか検索する:indexOf() | UX MILK

「発音記号キャラ辞典」がいい感じ

英語の初学者に何かいい発音の入門教材がないかと探したのだが、「発音記号キャラ辞典」(著者 Dacci from 英語物語 著者 リチャード川口)がいい感じだった。

学校では詳しくやらないであろう発音記号(音声記号)に関しての解説を、日本語と英語の発音の違いを対比させて、マンガ形式で丁寧に教えてくれる。

初学者になじみが無いであろう各種用語などもそのつど説明されており、更に学習を進めたい読者に有用だと思う。

発音記号キャラクターのシナリオに沿って説明が進むので読み進めやすい。

リチャード川口さんによる音声コンテンツもダウンロード提供されているので実際の発音も確認できる。

…なのだが、ほとんど漫画で解説という手作業が多そうな本のためか、切り貼りして使える訂正シールが欲しいレベルで誤植が結構あるので注意がいる。

個人的に欲しかったものなど

  1. 英英辞典で見られるストレス記号「ˈ ˌ」を用いた表記の紹介も欲しかった。
  2. 実際に呼び名がある記号はその呼び名の紹介も欲しかった。
    1. 「æ」はそのまま「アッシュ」の呼び名だが、「ə」は「あろま」と命名されたが記号の登場時に何の説明もなく下に「シュワー」の表記があるのみ。
  3. 発音の動画もあれば、なおありがたいがさすがに欲張り過ぎか。

発音の参考になる動画類

「発音記号キャラ辞典」には動画は無いので、参考までに他のサイトの動画をリストしておく。

  1. 英語の発音と発音記号 — 東大TV
  2. BBC Learning English - PronunciationBBCによる英語学習サイトの発音のページ)
  3. CNN 10 - CNN(実際のニュースの発音をTranscriptを見ながら聞ける)
  4. Glossika Phonics - YouTube

正誤表関係

正誤表が出版社でPDFで掲載されているが、それも該当ページの誤記や、記述の重複や、同様な誤植の記載漏れなどがあるので注意がいる。

  1. Amazonのページ(レビューで各種指摘あり)

    1. 発音記号キャラ辞典 | Dacci from 英語物語, リチャード川口 | 言語学 | Kindleストア | Amazon
  2. 出版社の紹介ページ(正誤表の掲載あり)

    1. 発音記号キャラ辞典 Dacci from 英語物語:学習参考書 | KADOKAWA
  3. 著者のDacciさんのツイッターアカウント

    1. https://twitter.com/DacciTheChopper
  4. Dacciさんの正誤表のツィート

    1. https://twitter.com/DacciTheChopper/status/1092186152482660352
  5. 著者のリチャード川口さんのツイッターアカウント

    1. https://twitter.com/RK_English

その他参考ページ

  1. 発音記号キャラ辞典 感想 Dacci from 英語物語,リチャード川口 - 読書メーター

  2. 英和辞典・和英辞典 - Weblio辞書

  3. 国際音声記号 - Wikipedia

  4. 0. 発音記号3時間マスター

  5. ロングマン現代英英辞典 | LDOCE | 使い方

  6. 【一覧表付き】英語の母音の発音記号の違いと理由のまとめ【辞書や単語帳によって違う?】 | 逆転英語ガイド

MIDDLE DOT と DOT OPERATOR

MIDDLE DOT と DOT OPERATOR に関してメモ。

文字 名前 補足 entity Unicode 対応フォント
· 中点(ラテン)
MIDDLE DOT
由来的には単語の区切り文字
現在はビュレット代わりに使う位か
· U+00B7 一般的なラテン文字フォント
ドット演算子
DOT OPERATOR
組立単位の単位記号などに使う ⋅ U+22C5 Symbol Std,
Arial Unicode MS

参考ページ:

  1. 中黒 - Wikipedia

  2. Interpunct - Wikipedia

  3. “·” U+00B7 Middle Dot Unicode Character

  4. “⋅” U+22C5 Dot Operator Unicode Character

  5. Unicode Character 'MIDDLE DOT' (U+00B7)

  6. Unicode Character 'DOT OPERATOR' (U+22C5)

  7. 紛らわしい記号総まとめ+Rubyでどう変換されるかのメモ - Qiita

  8. Unicodeの似た文字を整理してみた - y-kawazの日記

JavaScript でプロパティーを全部操作

JavaScript でプロパティーを全部操作する

サンプルスクリプト

var obj = {"property1": 1, "property2": 2};
var result = "";

for (var i in obj) {
    if (obj.hasOwnProperty(i)) {
        result += i + ": " + obj[i] + "\n";
    }
}

$.writeln(result);

//property1: 1
//property2: 2

参考ページ:

  1. オブジェクトでの作業 - JavaScript | MDN