ぼんやりDTP

DTPに関係したりしなかったりするぼんやりとした話をなんとなく。

組版

LaTeX で日本語組版するためのメモ

LaTeX で日本語組版するためのメモ。 pLaTeX 使用前提。 基本的なコマンド dviファイルの生成。 外部コマンドを実行する場合は-shell-escapeオプションを付ける。 文字コードを指定するときは--kanji=utfなどのオプションを付ける。 文字コード オプション指…

多言語組版の資料

多言語組版において、参考になる資料等。 多言語組版について | 多言語フォント | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ 欧文、中国語、韓国語、タイ語についての資料がある。 多言語組版研究会 欧文、韓国語、アラビア系文字についての資料がある。 a bat…

InDesignで選択箇所にLeft-to-right mark (LRM)、Right-to-left mark (RLM)を入れるスクリプト

InDesignで選択箇所にLeft-to-right mark (LRM)、Right-to-left mark (RLM)を入れるスクリプト //DESCRIPTION:選択箇所にLeftToRightの文字を入れる.jsx var target = app.activeDocument.selection[0]; target.contents = "\u200E"; //DESCRIPTION:選択箇所…

引用符について

引用符と言っても色々あるので、なんとなくざっくりとした所見をメモがてらにまとめた。 手持ちのサンプルがあるものは主に各国語の新聞などから参考画像を付した。 なお、字形だけでなく、引用符の用法も言語により異なったりするのがまた悩ましいところ。 …

郵便はがきの郵便番号枠、整理番号等の仕様

郵便はがきの郵便番号枠、整理番号等の仕様は、下記ページに記載されていた。 郵便番号・バーコードマニュアル 郵便番号枠 | 日本郵便株式会社 郵便番号・バーコードマニュアル バーコードに必要な文字情報の抜き出し法 | 日本郵便株式会社 料金後納の表示方…

直径記号、Diameter Sign(⌀)が含まれるフォント

ファイ(φΦ)とか、類似のアルファベット文字とか、空集合とかじゃなくて、Unicode U+2300で「DIAMETER SIGN (⌀)」として規定されている字形を持つフォント。 参考ページ: Diameter - Wikipedia 径 - Wikipedia 多分、少ない。 商業フォント Universal Std …

ロシア語でのEMダッシュ(—)記号の扱い

ロシア語でのEMダッシュ(—)記号の扱い 以下のような用例がある模様。 述語動詞の省略された部分に用いる。 ダッシュの前後にはスペースを入れるのが一般的。 フランス語のように行頭において会話文の始まりを示す。 ENダッシュ(–)は数字の範囲を示す用途…

InDesign の正規表現に Unicode ポイントで文字を指定する

InDesign の正規表現に Unicode ポイントで文字を指定する 正規表現スタイルや、検索と置換(正規表現)で使用できる。 例:Left-to-Right マーク(LRM、U+200e)を Unicode ポイントで指定する \x{200E} 例:Right-to-Left マーク(RLM、U+200f)を Unicode…

InDesign でアラビア語等の右から左関連の設定の JavaScript の DOM

InDesign でアラビア語等の右から左関連の設定の JavaScript の DOM Story direction 段組みの左右方向 オブジェクトスタイルに設定可能 ObjectStyle.storyPreferences.storyDirection Paragraph direction 段落の左右方向 段落スタイルに設定可能 Paragraph…

© (Copyright symbol) の後にスペースは必要か?

© (Copyright symbol) の後にスペースは必要か? 入れるほうが理にかなっている模様。 © は「Copyright」のかわりなのでワードスペースがあるのが自然。 入れるなら分離禁止スペースを入れる。 「Copyright © 2019 Company」のように「Copyright」と「©」を…

InDesign で縦組みの詰め組み

InDesign で縦組みの詰め組みに関してのメモ 縦組みで「オプティカルカーニング」は効かない 「文字詰め」100%、「文字前のアキ量」「文字後のアキ量」ベタ、で文字の前後のアキは0になる 字形は考慮されないので見た目にはアキが0になるとは限らない 字送…

組版関連の資料

組版関連の資料 最近は組版関連の情報もそれなりに手に入れやすくなってきたかと思うが、たまたまモリサワで公開されているものがあったのでメモ。 多言語組版について | 多言語フォント | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ

ヒンディー語のDTP

ヒンディー語のDTPに関して。 ヒンディー語の文字は「デーヴァナーガリー文字」を使う。 書字方向は左から右。 デーヴァナーガリー文字が使えるフォント。 Nirmala UI InDesignで組む場合はアラビア語のように「多言語対応コンポーザ」を使用する。 文字は上…

Word で文字間隔を広げたときの中央揃え

Illustrator のトラッキングのように、Word で文字間隔を広げた文字列を中央揃えする場合、行末の文字にも文字間隔を広げた設定をしていると、見た目に中央揃えにならない。 こんな感じ。 ↓ | あ□あ□あ□ | よって、文字間隔の設定は、行末の文字以外の文字…

DTPで数式

InDesignなどで組んでて、数個数式を入れる必要がある時の選択肢など。 TeXで数式組んでEPSかPDFで書き出して貼り付ける。 Wordとかの数式組めるアプリケーションで組んでPDFとかで書き出して貼り付ける。 プラグインソフトを購入する。 数式とかガッツリ扱…

下付き文字の話

印刷物での話。 一般的な文章や広告などの和文の場合、下付き文字は全角下揃えか、ベースライン揃えな感じが一般的かと思う。 例:CO2 一方、科学的な媒体の和文や、欧文の場合、下付き文字はベースラインより下に下げるのが、一般的かと思う。 例:CO2 で、…