自炊の覚え書き
ScanSnap iX500で書籍を電子化する自炊作業においての覚え書き。
断裁
- 断裁幅は 3〜5 mm
- ハードカバーの本は50ページずつ位に分割してから断裁
- 表紙の見返し部分、紙質の違うページの間などノリが残りがちなので適宜剥がす
- スキャニング前に四方をよくさばいて、切り離し漏れが無いようにする
スキャニング
読み取りモードの設定:
- 画質はスーパーファイン
- カラーモードはカラーか、グレー
- 向きは回転しない
- 白紙ページは自動的に削除しない
- 見開き表示のページやページ番号がずれる恐れがある
- オプション
- 「裏写りを軽減します」は紙が薄い場合はオン
- オンにすると文字が細くなりOCRの精度が落ちるようなのでできれば使用しない
- ペーパーバック等、紙が部分的に黄ばんだ本にはオンにするとましになる
- カラーの場合はグラーデーション等が破綻しがちなのでオフが無難
- 「文字をくっきりします」は書体等による
- 細い書体の場合、オンにしない方がよさげ
- ある程度太い書体、ラテンアルファベット主体の本の場合は、オンのほうがよさげ
- 「文字列の傾きを自動的に補正します」
- 基本的にはオン
- 文字の少ないページや、イラストのページ、カラーページでは、逆に斜めになる場合があるのでオフの方が無難
- 「裏写りを軽減します」は紙が薄い場合はオン
ファイル形式の設定:
- ファイル形式はPDF
- 「検索可能なPDFにします」はオン
- テキスト認識オプションは設定の変更を忘れないようにする
原稿の設定:
- 「原稿サイズの選択」では「サイズ自動検出」は使用しない
- 「マルチフィード検出」は「重なりで検出 (超音波)」を選択