Microsoft Word for Mac 2011 でアラビア語を扱いたい
Microsoft Word for Mac 2011 でアラビア語を扱いたい
「Microsoft Word for Mac 2011」の標準の機能ではアラビア語を適切に表示できない。
まず、段落の文字を並べる方向を右から左に設定する機能が見当たらない。 最新の Mac 用 Word ならできるのかもしれないが知らない。多分できるんじゃないかな。
しかし、他の Windows 版の Word でアラビア語を適切に入力された Word ファイルを「Microsoft Word for Mac 2011」で開くと一応アラビア語を適切に表示、利用できるようだ。
Windows 版の Word があれば話が終わるので、「Microsoft Word for Mac 2011」しかない場合にできる方法として「Google Docs」を使用する方法を考えた。
下記の手順で曲がりなりにもできた（？）。
- 「Google Docs」で新規ドキュメントを作成。
- Google Chrome ならアドレスバーに「docs.new」を入力してエンターキー。
- 適当にアラビア語を入力すると自動的に段落の文字の方向が右から左になる。
- 「ال」とか適当に。
- 表の中のセルでアラビア語を入力すると、そのセル内の段落だけが設定される。
- また、同時に文章の左右の方向を設定するアイコンも出現するので、後は任意に設定するなり、スタイルに適用したりする。
「文章方向」を設定するアイコン - 設定が終わったら、「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word（.docx）」を選択して書き出す。
- ダウンロードされた Word ファイルを「Microsoft Word for Mac 2011」で開いて適宜利用。
ここまでやっておいてなんだが、フォントの制限などはあるが Google Docs で完結できればそれでいいし、あるいは他のオープンソース系などの Word ライクなアプリケーションを使用してもいいと思う。
なお、Mac付属の「TextEdit」でアラビア語を入力したRTFファイルを保存して、「Microsoft Word for Mac 2011」で開いてみたが、それはうまく行かなかった。 また、iWork の「Pages」は試していない。
