ぼんやりDTP

DTPに関係したりしなかったりするぼんやりとした話をなんとなく。

LibreOffice で「.xlsx」形式で保存する際、「ファイルの種類」に2つの選択肢があるけどどちらがいいのか?

LibreOffice表計算ドキュメントで「名前を付けて保存」を選ぶと、 「.xlsx」形式で保存したい場合、 「ファイルの種類」に 「Excel 2007-365 (.xlsx)」 と 「Office Open XML 表計算ドキュメント (.xlsx)」の2種類の選択肢がある。

LibreOfficeの表計算ドキュメントの「ファイルの種類」の選択肢
LibreOffice表計算ドキュメントの「名前を付けて保存」の選択肢

ぐぐってみたけど、よく違いがわからなかった。

個人的に試した限りでは、 ハンガリー語ポーランド語などのダイアクリティカルマークが含まれるようなドキュメントの場合、 「Excel 2007-365 (.xlsx)」の方で保存してLibreOfficeで開き直したところ文字化けのような感じになり入力時の文言が再現されなかったが(WindowsExcelで開いたときも再編集がうまくできないような状態になった)、 「Office Open XML 表計算ドキュメント (.xlsx)」の方で保存したところ、LibreOfficeでもWindowsExcelでも正常に開き直しできたので、「Office Open XML 表計算ドキュメント (.xlsx)」の方が多言語のドキュメントに適しているのかもしれない。

Excel 2007-365 (.xlsx)」の方の利点はわからない。

そもそも、LibreOfficeを使うのであれば、「.ods」形式で保存すべきかもしれないが、それはそれとしてExcelユーザーに渡すファイルとしては「.xlsx」の方がベターかと思ったので。

参考ページ:

  1. Difference between spreadsheet formats that use ".xlsx" - English - Ask LibreOffice
  2. Does Libre Office fully support microsoft .xlsx and .docx file formats? - English - Ask LibreOffice